社交ダンスの大罪? ⑫ ブラジルって広いし…踊りも多々あり…
地理が苦手な私。
ダンスで知り合ったラティーノに「どこから来たの?」って自己紹介しあう時も、「コロンビア」とか「ドミニカ」とか言われると、世界地図が頭に浮かばず困ります。
そんな私でもどこにあるか覚えやすい、巨大なブラジル。
南米大陸で最大の面積で、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ(つまりチリとエクアドル以外の全ての南米諸国)と国境を接しているそうで。
人種も大きく4つのグループに分かれ、先住民( グアラニー人、アマゾン先住民など)、植民当時のポルトガル系、アフリカからの黒人奴隷の子孫(アフリカ系ブラジル人)、そして19世紀半ばからポルトガル以外のヨーロッパ、中近東、日本を中心としたアジア諸国からやってきた移民。
地域や宗教、人種などによって音楽やダンスにも多彩なバリエーションがあり、「サンバ」に括られている中にも、100を超える種類があるのだそうで…カーニバルのサンバはその中のほんの一部。
六本木などでブラジリアン・クラブに行くと、下記のいろんなダンスが見られます。
■カーニバルのSamba:サンバ… あの、細かいステップのサンバ。男性はヒップホップかハウスのような感じなのは、アフロ・ブラジリアン(アフリカ系)の血筋?
■Gafieira:ガフィエラ… アルゼンチンタンゴに似たペアダンス、お洒落。
■Axe:アシェ… めちゃくちゃ明るいラテン・エアロビクス風ダンス、集団で盛り上がる!
■Zouk:ズーク… ロール・アクションとヘッド・ロールを繰り返す、酔いそうなペアダンス(社交ダンスのサンバのロールアクションはこれが起源に違いないと私は思っている…)
■Lambada:ランバダ… ズークと同系統と思われるペアダンス。以前爆発的にヒットしたのを知っている人は、ダンス界に長い人に違いない…。
■Forro:フォホー… サルサそっくりのペアダンス。
で、これらがごちゃ混ぜになりつつ、他のラテンダンスとも混ざり合って、出来上がったのが「社交ダンスのサンバ」?
面倒だから、「サンバ」という言葉でまとめてしまったに違いない…奥の深すぎるブラジリアン・ダンスを、追求しだしたら、大変なことになりそうです。
この話、まとまるのか?不安だが続く…
社交ダンスの大罪? ⑪ 競技会でかかるサンバは何の曲?
競技会やパーティーでかかる音楽は、「ロス・ミッチェル」のような「ダンスバンド」が演奏している場合と、色々なミュージシャンの曲から「踊れる」曲をセレクトした「ダンスCD」からピックアップされたもの。
その種目が「踊れる」かどうかは、拍子とBPM(1分あたりの拍数=曲の速さ)と、大まかなリズムパターンと曲調で判断されており、「ルーツに忠実な造りの曲か」ではないようです。
(まあ、いろんな曲で踊った方が楽しいけど)
ブラジルの、バテリア(打楽器隊)+歌(ポルトガル語)の、正統派(?)サンバが競技会でかかる事はめったに無く…
たいていは、スペイン語や英語の歌詞の入った、「ラテン・ポップス」がかかります。
だから、どこの教室にもある「ダンスCD」に入っていない、サンバのデモ曲を探すなら、CDショップの「ラテン・ポップス」試聴コーナーへGo!
サルサでもランバーダでも、BPMさえ合ってれば「サンバ」として踊ってしまう私たち…。
大体において、社交ダンスのサンバは、20年くらい前に標準テンポ(競技会やパーティーでかかる標準の速さ)が遅くなりました。ダンスのステップに合わせて、音楽の方を変えてしまうのは珍しい事態だと思います。普通は音楽が先にあり、それを感じて踊るのがダンスだと思うのですが…。
そんなことも重なり、BPMの早いカーニバルのサンバ曲では、社交ダンスのサンバを踊らない傾向に拍車がかかったのではないかと思います。
まだボヤき続けます…
海のエジプト展に行ってきました
横浜みなとみらい駅前のパシフィコ横浜に、「海のエジプト展」に行ってきました。
海底に沈んだ、アレクサンドリア、ヘラクレイオン、カノープスという3つの都市。
海底遺跡の発掘のプロセスや手法などを、豊富な写真や映像で紹介、さながら映画のメイキングをみているかのような、凝った展示です。
ゲーム感覚で楽しめるバーチャル体験や、フィギュアのガチャガチャ、名探偵コナン(少年マンガ)の音声ガイドは子供向き。
王家の紋章(少女マンガ)とのコラボや、古代エジプトの香水の再現を体験できるコーナー、会場内エジプト料理レストランなどは奥様向き。
ファミリー皆で楽しめる事を狙った企画ですが、盛りだくさん過ぎて焦点がボケて、私の体力では全てを満喫することができませんでした…まる1日滞在して全部見るには、休む場所が少ないし…
まあ、夏休みの混雑前に行けて良かったかな?展示物は圧巻だったし。
でも、もう少し予習して行けば良かった…
社交ダンスの大罪? ⑩ Samba ブラジル音楽と社交ダンス
サンバと言って、一般の人が思い浮かべるのは普通「カーニバルのサンバ」。
リオのカーニバルの、パレードの映像を見たことがありますか?
テーマに沿って作り上げられた音楽、衣装、大きな山車。
フォーメーションの組まれた沢山のダンサーたち。
羽飾りのついたセクシーな衣装で踊るパシスタ(ソロダンサー)。
って、社交ダンスのサンバにはあまり(ほとんど)似ていません…やはり。
ブラジルのサンバ系(?)音楽は、
■大編成の打楽器隊(バテリア)で演奏される、にぎやかな「サンバ」
■ジャジーでほんわかした癒し系の「ボサノバ」
■少人数で演奏する「パゴージ」
その他色々です…。
確かに、上記の曲で社交ダンスのサンバのステップは踊れますが、「踊れる」だけで、ブラジルの音楽が競技会でかかることなんて、めったに無い!
社交ダンスのベーシックで使うステップは…何が起源なんだろう???
強いて言うと、競技会で誰もが踊る「Batucadaバチュカダ」は、カーニバルのサンバで、打楽器に合わせて踊るステップ(Samba no Pé:足のサンバ)に似ているけど、バチュカダは社交ダンスのベーシックではないし…
サンバよお前もか?
「ブラジルのサンバ」と紹介されながら、ブラジル人に「それ、なんて踊り?」って、聞かれるダンスなのか~???
続く…


















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